20190429~0430

一泊二日で、両親の実家に帰っていた。

今回の帰省の目的はふたつ。ひとつは就職の報告をすること。もうひとつは先月生まれたばかりの従兄弟に会いに行くこと。

ゴールデンウィークということもあり、高速道路はお盆やお正月並みに混雑していた。

途中、母の日が近いということで、両親がそれぞれの親に渡すためのカーネーションを買った。どっちの祖母も、僕が初任給で買ったものだと勘違いしてとてもありがたがっていた。それを訂正しない僕も悪い。まあ、好きなように思わせておこう。

父方の祖父は既に亡くなっていて話し相手が少ないため、祖母はここぞばかりに饒舌になった。会うのは今年の正月ぶりだからまだそこまで月日は経っていないけれど、家族の顔を見ることができて祖母は本当に嬉しいんだなあと感じた。それは母方の祖父母も同じだった。

それから無事就職したという報告もした。僕の職業のことはよくわかっていないだろうけど、会社に就職して頑張っているという報告が聞けただけでも充分ではないだろうか。

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生後1ヶ月半の赤ん坊を抱いたのは何年ぶりだろうか。弟を抱いた時の記憶はもうほとんどない。初めてと言って良いくらいだ。

感想といえば、小さくて軽いくらいしか出てこなかった。あと、温かくて微かにミルクの匂いがした。これから彼はどのように成長してどんな人間になるのか、とても楽しみだ。

テレビをつけると30秒に1回「平成」と「令和」が出てくる今日この頃、正直元号についてはどうでも良いと思っている。元号が変わったところで今の生活は何も変わらず、問題は何ひとつ解決しないし、いつもの日常が延々と続いていくだけ。

でも、平成最後の日の朝食に祖母の手料理を食べることができて本当によかったと思う。